「100万ドルの五稜星」見てきました。~全力感想編Part3~

どうもこんにちは。づかぽけのコと申します。

 

「100万ドルの五稜星」全力感想編、いよいよクライマックスのPart3です。一番長くなっておりますので、前置きなしで早速行きましょう。

 

※Part1、Part2をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ!

 

zukapokekid.hatenablog.com

 

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(4日目)新函館北斗駅〜病院

・少年探偵団の登場で昨晩の悲劇から風邪をひいてしまいそうなほどの温度差。でもちょっと救われた気分ではありました。博士のクイズは考える時間もなく哀ちゃんがすぐ答えちゃいましたね。哀ちゃんの服装がめちゃくちゃ可愛い。

・コナンでは(本格的には)初登場の青子!!公開前から登場することは知っていましたが、本当に嬉しいです。なんかいつもの青子と印象が違うような…?と少しだけ違和感を覚えたんですが、これは多分快斗がいないからな気がします。まじっく快斗では一緒にいることが多いですしね。

・カドクラからの脅迫電話に一切動じない西村警部カッコいい!原作でもまた出てくる機会ないかなぁ。

・無事に中森警部の意識が戻ったときの健気すぎる青子の行動にこちらが涙。そして、警備員に変装してその様子をおそらくずっと見守っていたであろう快斗。昨晩同様、目の前でこんな行動しかできなかったのは本当に辛かったでしょう…。そしてそして、安堵して部屋の外に出た快斗を見て笑みを浮かべる川添!!いやぁ、初見でもここで気づきたかった!「結局何やねんこの人は?!」って思ってました、お恥ずかしい。

・青子がコナンをじっと見て(青山先生原画)、幼なじみとそっくりだと話す場面。快斗の名前が出てこなくてほっとした自分がいました笑。それと、ティーチインで高山さんが仰ってたことからも分かる通り、コナン…いや新一は青子と蘭が似てるとは微塵も思ってないはずです。

 

園子との電話〜平次の電話

・ここにきて園子が活躍するとはびっくり。鈴木財閥の力、そして大事なデータをサクッと手に入れて送れてしまう園子、改めて恐るべしです。

・再び過去の場面に。土方さんは血まみれになってもイケメン。

・少年探偵団の3人のおかげで全ての謎が線で繋がっていったの、すごく良いなぁ…と思いました。元から用があった博士だけじゃ真相には辿り着けてないわけで。予告映像ではコナンが先に気づいて平次がはっとする描写がされていましたが、実際は同時でしたね。

・平次から和葉へ電話するシーン。和葉の髪下ろしスタイルも本当に可愛い!函館山に来いと言われて、普通の受け答えをする和葉と大興奮しながらも声を抑える蘭の対比がめちゃくちゃ好きです。史上最強の”ラヴの予感”!

 

五稜郭

・いよいよ訪れた謎解き場面。爆発を防ぐためではありますが、カドクラにエアドロまで使って丁寧に説明してあげる2人が優しい。

・BGMがとても神秘的で今作一番のお気に入りです。五稜郭の景色とともにうっとり。ただすぐに博士の気球が上がったときは思わず吹き出しそうになりました笑。コナンと哀ちゃんのコンビ感がまた良かったです。

・予想通りカドクラが爆弾の在処を吐くわけないよな…と思ったら超アクロバティックなナチョではなくキッドご登場(青山先生原画)!この日は青子のこともあってか活躍が少なめだったのでやっと来た!!とテンションが上がりました。キッドに驚く2人も青山先生原画でしたね、超一瞬なのに贅沢!

・カドクラ一味との交戦に沖田、そして鬼丸も参戦!鬼丸の無双っぷりは京極を思い出す…笑。2人にも青山先生原画が用意されていましたね。鬼丸のサプライズ登場は土方さんをツダケンが演じると知った時点で期待していましたが、cv被りは偶然だそう。でも鬼丸の声でビビる沖田という構図はcvが被っているからこそできたことだと思うので…そのあたりの裏話が知りたいです。

 

コナン・平次のチェイス

・コナンサイド:紅葉の「援護や!」なかなかカッコよかったです。にしても伊織の援護が強すぎる!スタングレネードの投げる量も遠慮なさすぎるし、コナンにも影響出そうなレベルで笑わずにはいられませんでした。流石元公安…ってことで。ロープウェイをスケボーで疾走するコナンに対して「カッコいいー!!」って目を輝かせてた子供たち、ファンの気持ちを代弁してくれてありがとう。

・平次サイド:聖が持っていた母の写真、3回目でふと思ったんですが和葉に似てません?それで余計に惹かれたのかな…。平次は絶対セスナにしがみついたって分かりましたよ。聖、夢を本当に忘れたのならよそ見なんてしないですよね。セスナの上の2人を見ると「ハロウィンの花嫁」を思い出します。

 

真相判明〜セスナでの戦い

・わざとやられたフリをして殺人犯を決定づけるコナン、どこかで見たことがある気がするんですが気のせいかな?「江戸川コナン、探偵さ」待ってました!青山先生原画はここが一番分かりやすかったですね。

・犯人はやはり良衛。川添が出したあの写真がここで回収されてそういうことかー!とすっきり。今作のテーマのひとつである”意志の伝承”に固執したが故…という認識でいいのかな。コナンの言う通り、どんな理由があろうと殺人だけはやっちゃいけませんね。ただこの場面はカドクラが聞いていることに一番ヒヤヒヤしてました。

・平次がセスナから落ちてしまったとき、平次が手を伸ばす先がセスナじゃなくて和葉のいる函館山なのがグッときました。でもこのとき、誰1人やばい!って思わなかった説を提唱したいです。キッドが人命救助でキスの借りを帳消しにしたわけですが、あのーそもそもキスの借りって何ですか?!笑

・平次と聖の最後の戦いは2日目の福城家から繋がってますよね。「気絶した方が負け」の勝負で結果は平次の勝利。爆弾を海に落としましたが平次はちゃんと場所確認したんでしょうか…?

・平次の無事をコナンが確認したところで不安が的中しカドクラが…と思ったら川添の銃撃が。ここで川添の眼鏡の右レンズだけが発光してるんですよね!!なんと私、初見ではここですら気づけませんでした。いやいや流石に気づけよ!!しかし盗一さん、警官に変装してるとはいえガチの銃使うんだ…。

 

宝の正体〜100万ドルの夜景

・キッドが誰にもツッコまれずにすっと現れてちょっと笑っちゃいそうになりました。

・宝の正体には鳥肌が立ちました。確かに斧江圭三郎が隠した当時なら戦況を一変させる兵器だったでしょう。

・キッドは父が残したカードと手袋を見つけ、手袋を身につけてましたね(これは2回目で見つけて3回目ではうっかり見落としてしまったんですが、合ってますよね?)。盗一さんが残したカード、センスの塊で流石だな…と思います。

・本物の川添が現れて西村警部が驚いたところで、私もようやくあの川添が偽物だったこと、そして盗一さんだったことに気づきました。遅い!!!この場面は、親子で手口が同じだったことや「世紀末の魔術師」のオマージュといった仕掛けも入ってて…深い。あと、Xとかでよく目にする大泉さんのネタそのまんまでしたね。

・平次が聖を救出して函館山に降りてきたときの蘭の表情、そして意識が戻りかけていた聖に炸裂した蘭の必殺手刀!今作で一番笑いました。そうそう、平次が聖の胸元に母の写真を入れてあげてるの、2回目で気づきました。平次偉すぎる。

・トラブルはあったものの(後述)いよいよ平次の告白。あまりにも平次らしすぎて、あまりにも素敵すぎて、青山先生の原画も相まってテンション爆上がり!えっ告白しちゃったよ?!どうなんの?!と大興奮のままEDに入り…。今作もEDの入り方が美しかったです。

 

エンディング〜エピローグ

・函館の景色がとっても素敵で余韻に浸っていたら、途中で役名なしで池田秀一さんのお名前を見つけてそれどころじゃなくなり、川添の正体に気づいていただけにドキドキ…!!

・キッドの恰好ではありますが、ようやく快斗として青子と話せて本当に良かった。青子のスマホには「ば快斗」と登録されてますが、快斗側は「アホ子」…ではなく「青子」!!快斗の嬉しそうな表情にニヤニヤが止まりませんでした。そして手袋をぐっと握り意味深な表情…。何かに気づいた可能性はありそうです。

・EDが終わってさぁどうなる?!と思ったら聞こえてなかったんかーーい!!伊織のうっかりミスが結果として当初の目的である告白阻止に繋がったという。平次、ドンマイ…。一方の紅葉側はその事実を知らないままサクッと撤収しててこれまた滑稽でした。

 

キッドの真実

・有希子の一言で…ふっふっふふふふふ双子の兄さんんんんん?!?!?!とまぁ大変なことに笑。この辺からずっとハンカチを口におさえてました。兄弟説はあり得ると思ってましたがまさか双子とは…。ていうか有希子にはちゃんと話しとくべきことでしょ!!

・コナンが実家に戻って星稜刀を見つけたら色々大変なことになりそう。優作はどう説明するのやら。しかし背中を掻くために使うとは有希子らしいですね笑。

・普通にメールのやりとりしてるんかーい!わざわざイニシャルつけ合ってるし…。双子同士で話すとき兄さんって普通呼ぶのかな?と少し気になりました。

・とんでもないところに立って100万ドルの夜景をバックについに変装を解き…満を持して黒羽盗一様ご登場!それも怪盗コルボーの恰好で!!コルボー=盗一という真実も一緒に明らかになり、悲鳴があがりそうになりました(ハンカチでなんとかガード)。青山先生の原画、そして池田秀一さんによる一言「フッ…」。池田さんのお声はここだけです。なんっっって贅沢な!!「異次元の狙撃手」でもそうでしたが、最後の一言で全てを持っていく池田さんのお声…推しとして感無量です。

 

 

というわけで、やっと書ききることが…

 

できてません!!

できてないんかい!!!

 

実は細かいところだったり考察の範囲だったりでちょこちょこ書けてないところがあります。とはいえ、これ以上は本当にダラダラしてしまいそうで、続きとして書くかどうかまだ迷っているところなので、この後の全体感想で一旦締めたいと思います。書くならおまけ編になるかな?

 

今回作成したアイキャッチのこだわりポイント、皆さんは気づきましたでしょうか。実は、Part1では1・2日目、Part2では3日目、Part3では4日目の場面のみとなっています!全て公式のXやYouTubeで公開されている映像を使わせていただきました。また、特に好きなキャラクターであるキッドと和葉は青山先生原画を1枚ずつセレクトしています。

 

全体としては、

難しめでしっかりしたミステリーかつ盛りだくさんな内容でとても楽しい作品

という印象でした。正直初見では最後の衝撃で内容のほとんどが飛んじゃいましたけど…笑。ただ、あまりにも盛りだくさんすぎて初心者の方はついて行くのが大変だったかも?ファンなら別作品とのクロスオーバーが多くワクワクが止まらなかったんじゃないでしょうか。

 

「100万ドルの五稜星」はあと1,2回見に行く予定ですが、来年は長野県警がメインの作品ということで、3人とも大好きなので今から既に楽しみです。3回にわたって書いてきました全力感想編、最後までお付き合いくださりありがとうございました。それでは。